革の歴史 はじめ人間ギャートルズの時代から姫路レザーのお話まで

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革の歴史 はじめ人間ギャートルズの時代から姫路レザーのお話まで

まだ6月始めで梅雨も終わってないのに、なんなのかしら?この暑さ。
さて、今日は、皆様のお問い合わせの内容にお答えして参りますわよ?

今日頂いたお便りはコレ。

「林さん、豊中かばん工縫場の皆さん、こんにちは。
いつも、いろんなうんちくをタラタラ、ブログにしていますが、
革の歴史を知っているんですか?」

ペンネーム: 電卓大好きッ子  さん

電卓大好きッ子さん、上から目線でのお便りありがとう。
はい。じゃ、お答えしましょう。

 

なんかね〜、
革を使い出したのは、約200万年前の旧石器時代。
・・・はじめにんげんギャートルズの時代かしら?

狩猟をしながら生活をしていた人たちが、
食料として食べていたお肉の革を乾かして、防寒対策や衝撃から身を守る為に
使っていたんですって。
人間の知恵って凄いわね!
そういえば、はじめにんげんギャートルズも下半身に革らしきものを巻いているわね?
え?知らない??

はじめ人間ギャートルズのイラスト

 

で、皮細工などに従事した特殊技術者の集団(品部)が高句麗からやってきて日本に技術を
伝えたのが、1000年以上も前にさかのぼるんですって。
当時から兵庫県姫路の方で革のなめしが行なわれていてね。

なめしの工程は
(1)瀬戸内海産の塩による原皮処理
(2)浅瀬で洗い流し
(3)石河原で川漬け
(4)脱毛
(5)塩入れ
(6)加湿
(7)菜種の油付け
(8)揉んで
(9)さらして
(10)革洗い

そう。海と革に恵まれている姫路は、革の加工にピッタリだったの。
それが、革業界の中では有名な「姫路レザー」。

今みたいに、いろんな技術が揃っていない時代に、これを思いつくって凄いじゃない?
じゃ、そもそも「なめし」ってなんなのよ?
って、ならない?・・・・なるわよ。ちょっとぐらいなりなさいよ。

 

「靴」って「革」が「化ける」と書いて「くつ」でしょう?
「鞄」って「革」に「包まれる」と書いて「かばん」でしょ?
「鞣」は「革」を「柔らかく」と書いて「なめし」。
「明日」は「明るい」「日」と書いて「あした」よ?

 

そう、「なめし」って、
それまで皮膚だった皮を、いろんなモノに使える「革」にする為の作業なのよね。

 

ま、ちょっと、お話が歴史から遠ざかった所で、今日はここまで☆

 

また、皆さんのお便りお待ちしていますよ!!
今週も、良い一週間を!

 

今後とも、豊中かばん工縫場を宜しくお願い致します。

 

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